オステオパシーってなに?
リバイブで行っているオステオパシーと言われる施術は、一般的な整体院や接骨院で行っている施術と異なる治療法です。
オステオパシーはアメリカでは年間5000万人が施術を受けている徒手療法で薬剤や強い刺激の施術を行わず「自然治癒力を高めること」を大事にしている方法です。
人間には持って生まれた自分を自分で良くする力”自然治癒力”を持っています。
リバイブではこの自然治癒力を最大限に活性化させることで、腰痛や肩こり等の痛みや、めまい、頭痛などの不調の改善を促していきます。
非常にソフトな刺激で全身の組織を整えていきますので、お子様から産前産後の女性、シニアの方まで安心して受けていただけます。
とはいえ、「そんな言葉初めて聞く!」という方や、「ちょっとスピリチュアル系なの?」と勘違いされる方もおられるかもしれませんので簡単なオステオパシーの解説をさせていただきます。
ちょっと長いので、軽い気持ちで読んでいってくださいね。
オステオパシーの歴史
オステオパシーは1874年にアメリカの内科・外科医のアンドリュー・テイラー・スティル博士によって発表されました。
スティル博士は、南北戦争に従軍していた軍医でしたが、自分の娘3人を流行生脳脊髄炎で次々と亡くしてしまいます。
その経験から当時の医療に用いた薬剤治療に疑問を持ち、独自に研究を開始。
およそ10年で「人間の身体には自然な回復力が備わっているが、血行や神経がうまく働かなくなると不調になる。働きが悪くなる原因は関節の動きの悪さなど身体の構造に問題がある」というオステオパシーの基本理論をまとめました。
その斬新な考えから当時の医学界からは受けいれられなかったものの、施術の効果の高さに多くの方に支持され1910年にはアメリカで医学として認定されました。
現在ではアメリカの各地にオステオパシー医科大学が設立され、徒手療法の専門医が養成されています。
この様な歴史のある施術方法なのですが、では一体普通の施術とどこが違うのかについて解説していきますね。
普通の治療とどこが違うの?一般的な医療機関との違い
「うーん、原因ははっきりと分かりませんがとりあえず湿布を出しておきましょう。」
「熱があるので解熱剤を出しておきますね。」
この様に発熱や痛みがあって病院に行くと症状を抑えるために「痛み止め」や「解熱剤」をもらった経験ありませんか?
こういった治療方法は、今出ている症状のみを抑えるので”対症療法”と言われます。
多くの医療機関で行っている治療はこの方法がほとんどです。
ですが「発熱」や「痛み」は、怪我を知らせたり、病原菌と戦うために体が必要としている自然な働きです。
この働きを無理に抑え込んでしまうと、免疫の働きを邪魔して病気を長引かせてしまったり、痛みを出している患部がより悪化してしまったりしてしまうのです。
オステオパシーの施術の特徴
オステオパシーでは上記のような"対症療法"ではなく、原因から解決する”根治療法”を行っていきます。
そのポイントになるのが”膜”です。
人体には全ての筋肉や神経、血管、内臓などをお互いに繋いでいる"膜"という構造があります。
この膜を介して、皮膚と骨、足先から頭の先まで繋がっています。
多くの不調はこの繋がりを辿って原因を見つけ出すことができるのです。
例えば腰痛があるとしても原因が全く異なる場所、例えば足首に隠されていることも多々あります。
「痛み」や「不調」といった症状はあくまでも”結果”でしかありません。
その悩みは膜で繋がった先の部位に問題がある可能性が高いのです。
オステオパシーの技術を用いることで、この”膜”に生じた歪みを解して、全身の血液やリンパを澱みなく巡らせることが可能になります。
その結果として、人間が持つ自然治癒力を発揮できるように促して、患者さんの身体が自ら改善していく様になっていきます。